こなたよりかなたまで
(F&C FC01)

導入 あまり大きくない地方都市。
そこにある一軒家に一人で住んでいる遥彼方。
両親はたかいし天涯孤独の身だったが、そのことにめげる事無く
丘の上の小さな学園に通いながら友達に囲まれて楽しく過ごしていた。
ある時、彼の身の上に思ってもみない事実が圧し掛かる。
驚愕し混乱するものの、何とか心の平静を取り戻した彼は1つの決断をくだす。
可能な限りこの現実を守ろう、と。

彼が朝目覚めると、なぜか目の前に青い顔をして倒れている金髪の少女が居た。
とりあえず看病を始める彼方。
やがて目を醒ました少女クリスはとんでもない事を口走る。
自分は吸血鬼なのだ、と。普通ならそんな話、一笑に付す所だったが
彼方は違った。何故かそれを信じ、受け入れてしまう。

 それ以来、彼女と過ごすことになった主人公。成り行きで始まったとはいえ、彼女との生活の中で、今の自分がやろうとしている事について考えさせられていく。

今をどう生きるのか、そして何を成し遂げるのか?

本来起こるはずのない出会い、そして共有される時。
想反する性質を抱えた二人が、ほんの一時寄り添って歩む。
これはそんなささやかな物語

システム セーブ数は20個で、スキップ機能有り。バックログ、クイックセーブ(ロード)有り
セーブ数は少ないと感じるかもしれませんが十分足ります(選択肢が少ないので)
不満な点としては、スキップが少々遅いと感じるところですかね(;´Д`)
それ以外は特に問題がないような気がします
音楽 音楽製作はI’veさんです。OP曲である「Imaginary affair」
ED曲である「こなたよりかなたまで」どちらもいいです!
特に私的には「Imaginary affair」が特に気に入りました。
KOTOKOさんの歌う癒し系ソングだと思います。
ED曲もしっとりとしていて物語の余韻を味わうことができます。
BGMもいい曲が多いです、しかもサントラがついているはずなので
曲を楽しむこともできますね。(私が買ったのは、サントラ欠品ですが・・・)
キャラクター キャラクター絵はとても良いです。
どのキャラもとても優しい感じに見え、絵的には問題はないと思います。
次にキャラクターの紹介ですが

クリステル=V=マリー
突然主人公の家に現れる金髪の美少女。実は吸血鬼であり、
見た目は10代だが実は遥かに長く生きている。
性格は情熱的で高飛車。古風な日本語を使う。

佐倉 佳苗
主人公の幼なじみ。小学校の高学年からの付き合いで、
母親の死をきっかけに閉塞していた彼方の人間関係が、
佳苗の長期に渡る献身(?)で復活したという過去がある。
このため彼方は佳苗のことをとても大切に考えており、
佳苗もまた彼方のことを大切に考えている。
性格は温厚で、内に抱え込み悩むタイプ。

九重 二十重
クリスを追ってやってきた少女。いつも射るような視線をしており冷静で笑わない。他人との接点をほとんど持とうとしないが、主人公がまとわりつくことで
少しづつ変わっていく。

・鹿島いずみ
ある病院の看護婦さん。いつも笑顔が絶えない明るい看護婦さんである。
主人公とは親しい関係で、主人公と出会うたびからかおうとする。

朝倉 優
主人公が病院で出会う少女。長期にわたる入院によって
他人との交流を徹底的に嫌い心を閉ざしている。
しかし主人公とかかわることによって、ゆっくりと心を開いていく。
(OHPより)
批評(感想) 「こなたよりかなたまで」ですが、購入動機としては絵が気に入ったのと
ネットで検索して面白いと言う評価があったからですねヽ(´▽`)ノ
まず、インストールしてゲームを起動すると・・・
いきなりOPムービーが来ます
これがスゴイ良いですね、さすがは我らがI'veさすがKOTOKO
と拝みたくなりますね
私は起動するごとに必ず見ていました。ムービーもいい感じです

そして、内容はというと

題材が「死生観」ですかね・・・少々ネタバレになりますが、
主人公はあまり長く生きられない病気にかかっています。それを受け入れて残りの日々を生きようとする主人公。
日々の楽しい友達や周りの人間とのやり取りの中に、ふと現われる厳しい現実
その厳しい現実に対して、周りの人間が幸せでいられるように自分は強くあろうと生きようとする主人公。
死に直面した主人公が周りの人間とどのように生きるのか?というのが軸とした物語になっています。

私的にはとてもいい話だったと思います。「死生観」というものが主題だったこともあり全体的に重い話になりそうなところを、主人公の行動や、日々の楽しい生活に
よって、楽しめるが考えさせるところもあるゲームになっていると思います
エンディングもハッピーエンドなので安心してプレイできます
ただし、終わり方が個人的には不満を感じました。私は後日談があるゲームが好きなので、中途半端に終わる(余韻を残すED)は苦手です・・・
このゲームは全体的に余韻を残す感じのゲームみたいなので最後をきちんと締めて欲しかったなぁ・・・と思いました。

いろいろ駄文として書いておりますが、感想としては「やって損はないゲーム」です
キャラクターにもしっかりと萌えられると思いますし、OPやED曲も聞いて損はなし
プレイ時間的にもサクッとプレイできる長さなので時間がない人でもOKだと思います。ぜひ一度お試しくださいw
得点 80点


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