ストーリー |
本作の大きな柱は「成長物語」です。 minoriがこれまでの作品を通して描いてきた、「人間」とその周囲の世界、そして「想い」。『BITTERSWEET FOOLS』で群像劇を、『Wind -a breath of heart-』ではファンタジックな世界を通して表現しようとしたそれらを、よりストレートな形で、より純粋に、他の要素によって薄められる事なく描くこと―― それが3作目にあたる本作『はるのあしおと』の制作において私たちが定めたテーマです。 資格を持っていながらも、学生時代から住んでいた都会では教員になれず、その上失恋してしまった主人公・樹。彼がそんな自分の境遇、そして煮え切らない自分自身に対して採った行動は、「故郷の街に帰る」という「逃避」とも言えるものでした。 自然豊かな田舎町・芽吹野町。 樹はその故郷でくすぶりつづけます。しかし、ほんの小さなきっかけから始まる新しい日々と、その時の中で出逢う、自分とは違った生き方をする人々。今までの自分と、新しい自分。 それは希望に満ちた変化というよりも、新たな不安を沢山抱え込むことかもしれない。樹はまだ、そう考えます。そう。この時はまだ。 誰もがいつも心に持ち続ける、漠然とした不安や自分への焦り、そして前へ進む怖さ。 その渦の真っ只中にいる主人公と、彼を取り巻く人々、そしてそれらを包み込む自然という要素のみで、本作は静かに、けれどもしっかりと「人間」を描き出します。 どんな物事でもそうですが、純粋であればあるほど、そしてシンプルな物ほど、細部まで丁寧に創りあげることがその純度を引き上げるものと、minoriは考えます。 グラフィック・楽曲等はこれまで以上の完成度を。ムービーに関しても、前2作以上に作品世界を想起させるものを。そして、作品にとって最も重要な「核」である物語には、より深い味わいを。そうした心構えで制作にあたっております。 派手な仕掛けは敢えて避け、表現したいものをそのままに。 それがminoriの第3作『はるのあしおと』です。 OHPより参照 |
感想 |
さてさて、はるのあしおとです。 この作品やる前にナーサリィライムってゲームやってたので絵の落差が激しくてやる気が起きませんでした 事前情報として良作という批評を見ていたので、とりあえずやってみると・・・・ ナニこの良作?・・・・ という良い方向への驚きの連続でした。 物語を通してのテーマは上に書いてあるように成長なわけですが 主人公とヒロインの成長を見事に表現されていたと思います。 主人公は本当にダメ人間全開って感じなんですが ヒロインと関わっていくことで、最終的には強い人間になろう!という考え方にいたり 終わってから爽快な気分になれる作品ですね〜 この作品の良い部分をあげていくと。 ・演出が素晴らしい。 ・イベント絵が多い ・声優さんがうまい ・ハッピーエンドで終わる。 ・OPムービーとEDムービーが(・∀・)イイ!! とこんな感じです。 演出が素晴らしいというのは、そーですねぇ・・・ 簡単に言えばアニメを見ているような錯覚に陥るといいますか、なんというかで とりあえず絵がチョコチョコ変わったり、なんなりという感じですw あと、声優さんがうまいというのは、私がただそう思っただけかもしれませんが 迫真の演技をされていたと思います。 この作品は 仲良くなる→付き合う→ぶつかる→成長→ハッピーエンド という感じで流れていくんですが(大雑把にですけど) 主人公とぶつかる場面とかの感情の激しさとかをうまく表せていたと思います。 たとえば こういうシーンだと・・・・ もう胸が(・∀・)キュンキュンとしちゃいますよ? とにかく、この作品の重要な見せ場である葛藤という部分をうまく表現されていました・・・ (うまく表現されていたので、上の台詞を言われた瞬間は相当凹みましたねw) んでもって、はるのあしおとは全てハッピーエンドです 基本的にハッピーエンド大好き人間なので、こういう作品は本当に嬉しいですね アフターシナリオみたいな部分が全てEDのアニメーションで流れるというステキ演出のおかげで その後の主人公とヒロインの姿が曲に乗ってしかもアニメーションで見れる! こういう終わり方はいままでのゲームには無かったので、とても新鮮でいい感じでした。 やっぱりハッピーエンドが一番だね♪ あと、ムービーですがしっかりと作りこまれているなぁと感心しますね。 OPムービーは「雲の向こう約束の場所」とか「ほしのこえ」とかで有名な 新海誠監督が作成したみたいで・・・・ あんたこんなところで何してるの?w っていう気分にはなりましたね(;´Д`) でもまぁー新海さんが作成したってことで味があるOPムービーですねぇー 興味がある方はOHPの方でダウンロードできるみたいなので見てみるべし! んで、次にこの作品をやってみて感じた悪い点 ・選択肢が少ない ・絵の好き嫌いがあるかも いろいろあげようと思いましたが、私にはコレくらいしか見つかりませんorz 選択肢が少ないというのは・・・・ 最初の選択肢2つでヒロインシナリオに入れます(・∀・) なんつーか・・・ ここまで選択肢が無いゲームも珍しいというか私は初めてでかなりビビリましたねw でも選択肢が少ないということでゲーム性というものが失われるかも知れませんが 個人的にはいい点だと思います ゲームというのはやっぱり、絵とシナリオであって選択肢ではないのです。 ってことは、選択肢なんていっぱい無くても良いのだー!! 最近のゲームでは個別ルートに入るまでに結構な選択肢を用意しますが・・・・ 簡単に個別ルート入らせろよと思うこともしばしばw 個別ルート入ってから選択肢が出てくる分はいいです。 個別ルートはいるまでに選択肢が多いのは意味不明です。 そういうことで、このはるのあしおとは私にとってはやりやすい作品でした。 選択肢が少ないということで、プレイヤーの意思が反映されないという部分もあるかも知れませんが これは物語を読むという気分。つまりゲーム性よりシナリオ重視という心意気の表現だと思われます。 それだけシナリオに力入れてるんだなぁ!とそういうことでどうでしょうか?(ぉ 最後になんかつらつらと書いてみたいと思います。 シナリオですが、よくまとまっているシナリオだと思います。 良くまとまった中にも主人公+ヒロインの心の動きや葛藤など見ていて飽きない内容です。 最終的にはハッピーになれるという部分もとても好感が持てますね システムの方は多少使いにくい部分もあるかもしれませんw というか普段やっているゲームと多少の違いがあるのでやりにくいってのもあるかも・・・ あと、システムと関係ないんですが この作品は選択肢が最初の方に2回あるだけなので・・・・ セーブがほとんど意味なかった(ぇ わたしはやり始めると止まらないので、ゲームを終了させるとき=一人クリアーですから 本当にセーブは使いませんでした。 使ったのは4つくらい?かな・・・・ それとある意味作品の目玉であるムービーですが OPとED両方についてます。 しかもEDムービーはキャラクターごとに違うという豪華設定。 まぁ・・・・EDムービーでは主人公とヒロインのその後というものがアニメで流れるので EDムービーが違うのは当たり前なんですけどねw OPムービーは不思議な感じです なんていうか不思議な感じなのですwww 言いえて妙ですが不思議ですwww それしか表現できない私を許してください・・・・・ まぁーOHPで見てください(コラ さて。部屋が寒くて指が動かなくなってきたため、そろそろ終了 この作品の点数は・・ 90点 やっぱり絵がちょっとダメだったかもです。味がある絵ではあるんですが、私は萌えな絵がすきですから・・・ ということで10点減点。 |
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